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WALL PAPER

日本の壁紙 / 世界の壁紙

【世界の名画の壁紙について】 世界の名画を壁紙として取り入れることで、お部屋の雰囲気を一変させることができます。名画は単なる装飾品としてだけでなく、その歴史的背景や芸術的価値を通じて、空間に深みと洗練さをもたらします。 世界の名画を壁紙として取り入れることは、芸術を身近に感じ、生活空間を豊かにする素晴らしい方法です。各作品が持つ独自の歴史や美しさを通じて、部屋全体に物語と感動をもたらします。名画の壁紙を選ぶ際は、その絵が持つ雰囲気や色彩が部屋のインテリアと調和するように心がけましょう。 【日本の名画の壁紙について】 日本の美術作品は、その繊細な技法や独特の美意識により、空間に特別な魅力を加えることができます。 日本の名画を壁紙として取り入れることで、伝統とモダンが融合した洗練された空間を作り出すことができます。日本美術はその独特の美意識、繊細な技法、自然との調和を大切にしており、これらの要素が壁紙としての魅力を高めます。 日本の美術作品は、その繊細な技法や独特の美意識により、空間に特別な魅力を加えることができます。 葛飾北斎「神奈川沖浪裏」 この浮世絵は、日本の浮世絵師葛飾北斎の代表作であり、迫力ある波と富士山が特徴です。壁紙として使用すると、ダイナミックで力強い自然の力を感じさせる空間を演出します。青と白のコントラストが清涼感を与え、和のテイストを強調します。の絵を壁紙に使用すると、生命の躍動感と華やかさが溢れる空間になります。細部まで描き込まれたディテールが、観る者の目を引きつけ、部屋にアートの豊かさをもたらします。 日本の名画を壁紙として取り入れることは、日本の伝統美を身近に感じ、生活空間を一層魅力的にする素晴らしい方法です。各作品が持つ独自の美しさや歴史的背景を通じて、部屋全体に日本の文化と芸術を感じさせる空間を作り出します。名画の壁紙を選ぶ際は、その絵が持つ雰囲気や色彩が部屋のインテリアと調和するように心がけましょう。

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NEWS 新着情報
2024/07/22
【開幕】「モネ イマーシブ・ジャーニー 僕が見た光」角川武蔵野ミュージアム 2025年1月19日まで モネの生涯の画業を一日の陽の光になぞらえて
モネ イマーシブ・ジャーニー 僕が見た光
Monet: I Can See the Lights – An Immersive Journey
会場:角川武蔵野ミュージアム1階 グランドギャラリー
(埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3 ところざわサクラタウン内)
会期:2024年7月20日(土)~2025年1月19日(日)
営業時間:10:00~18:00(最終入館は17:30まで)
休館日:毎週火曜日(8月13日(火)は臨時開館)
チケット価格(税込): ●オンライン購入(https://tix.kadcul.com/)、当日窓口購入 一般(大学生以上):2,500円/中高生:2,000円/小学生:1,300円/未就学児:無料
アクセス:JR武蔵野線「東所沢」駅から徒歩約10分、車:関越自動車道「所沢」ICから約8分
主催:角川武蔵野ミュージアム(公益財団法人 角川文化振興財団)
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
協力:株式会社クサカベ
展覧会公式サイト: https://kadcul.com/event/192
同ミュージアムで2021年から展開している「360度体感型デジタルアート劇場」の第4弾です。今回は巨大映像空間で、日本では特に人気の高いモネの作品世界に没入します。
2024/07/16
新版画の風景画家・川瀬巴水の展覧会が大阪歴史博物館で、“叙情豊かな風景木版画”代表作約150点を公開
特別展「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」が、大阪歴史博物館にて、2024年10月5日(土)から12月2日(月)まで開催される。東京のSOMPO美術館などでも開催された巡回展だ。

川瀬巴水、大阪で10年ぶりの大規模展覧会
川瀬巴水 《芝増上寺》 「東京二十景」
大正14年(1925年) 版元・渡邊木版美術画舗蔵
川瀬巴水 《芝増上寺》 「東京二十景」
大正14年(1925年) 版元・渡邊木版美術画舗蔵
大正時代から昭和時代にかけて「新版画」の木版画家として活躍した、川瀬巴水(かわせ はすい)。新版画とは、絵師・彫師・摺師・版元が協業し、伝統的な浮世絵制作を踏襲しつつ、近代的な表現を取り入れた多色摺木版画である。日本で近代化が進むなか、巴水は日本各地を旅し、人々の生活が息づく風景を描きだしたのであった。

川瀬巴水 《馬込の月》 「東京二十景」
昭和5年(1930年) 版元・渡邊木版美術画舗蔵
川瀬巴水 《馬込の月》 「東京二十景」
昭和5年(1930年) 版元・渡邊木版美術画舗蔵
特別展「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」は、大阪では10年ぶりとなる、巴水の大規模な展覧会。四季折々の風景を叙情豊かに表現し、「旅情詩人」とも呼ばれた巴水の足跡を、初期から晩年にいたる約150点の作品を通して紹介する。

川瀬巴水 《西伊豆木負》
昭和12年(1937年)6月 版元・渡邊木版美術画舗蔵
川瀬巴水 《西伊豆木負》
昭和12年(1937年)6月 版元・渡邊木版美術画舗蔵
会場では、まとめて鑑賞する機会の少ない連作を含む、代表作の数々を展示。「東京十二題」や「東京十二ヶ月」といった初期を代表する連作から、巴水を象徴する《芝増上寺》や《馬込の月》などを含む「東京二十景」、朝鮮旅行ののちに手がけられた異国風景の連作まで、巴水の世界に浸ることができるだろう。

展覧会概要
特別展「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」
会期:2024年10月5日(土)~12月2日(月)
会場:大阪歴史博物館 6F 特別展示室
住所:大阪府大阪市中央区大手前4-1-32
開館時間:9:30〜17:00(入館は閉館30分前まで)
休館日:火曜日
観覧料:大人 1,300円(1,170円)、高校・大学生 700円(630円)
※常設展との共通券:大人 1,770円(1,710円)、高校・大学生 1,030円(990円)
※( )内は20名以上の団体料金
※中学生以下、障がい者手帳の所持者および介護者1名は無料

【問い合わせ先】
大阪歴史博物館
TEL:06-6946-5728
2024/07/07
歌川広重の作品330点集めた展覧会始まる
江戸時代に活躍した浮世絵師、歌川広重の作品を集めた展覧会が6日から大阪で始まるのを前に、関係者向けの内覧会が行われました。

大阪・阿倍野区のあべのハルカス美術館で、歌川広重の作品およそ330点を国内外から集めた展覧会が始まるのを前に5日、報道関係者などに内覧会が行われました。
展覧会では、浮世絵師としての名声を確立した「東海道五拾三次」から▽大名行列の一行や魚売りらが行き交う早朝の日本橋を様子を描いた「日本橋 朝之景」や▽雪が降る夜のもの寂しい様子を表現した「蒲原 夜之雪」など代表的な作品が展示されています。
また、最晩年の代表作、「名所江戸百景」から雪景色の中で獲物をさがす鷲(わし)を印象的な構図で描いた「深川洲崎十万坪」なども展示されています。
ほかにも有名になる前の初期の作品や美人画なども数多く展示されていて、広重のさまざまな魅力に触れることができます。
あべのハルカス美術館の浅野秀剛館長は、「状態がよく、図柄も厳選した作品を集めた現時点の広重展の決定版だと自負しています。先入観を持たずに作品を見て、自由に楽しんでもらいたい」と話していました。
展覧会は、6日からことし9月1日まで行われ、前半と後半で作品を入れ替えるということです。
2024/07/05
「Immersive Museum」の新作は、印象派と浮世絵。ゴッホやモネ、葛飾北斎や歌川広重が登場する第三弾が7月より東京・新宿で開催
印象派と浮世絵をテーマに、クロード・モネ、エドガー・ドガ、ピエール=オーギュスト・ルノワール、カミーユ・ピサロ、葛飾北斎、歌川広重など、80作品を紹介
「Immersive Museum TOKYO vol.3 印象派と浮世絵~ゴッホと北斎、モネと広重~」メインヴィジュアル

「Immersive Museum TOKYO vol.3 印象派と浮世絵~ゴッホと北斎、モネと広重~」が7月10日より東京・新宿のベルサール新宿南口にて開催される。累計55万人以上を動員した「Immersive Museum “印象派”IMPRESSIONISM」「Immersive Museum TOKYO 2023 “ポスト印象派” POST-IMPRESSIONISM」 に続く第三弾は、印象派と浮世絵がテーマ。印象派・ポスト印象派として知られるモネやゴッホに、葛飾北斎や歌川広重らの浮世絵が与えた影響に迫るコンテンツを、没入型体験でお届けする。

「Immersive Museum」 は、近年アート、エンターテインメントのジャンルでトレンドである“Immersive=没入感”をキーワードとする、新たなアート体験プログラム。特別な音響効果と壁面・床面全てに投影される没入映像を組みあわせて、高さ6m、約700㎡の巨大空間に、画家たちの視点で見た作品世界を再現。参加者が空間内を自由に歩き回ることで、 視覚を通した「見る」「鑑賞する」行為を超え、全身で名画の世界に入り込むアート体験が可能になる。

西洋絵画に変革をもたらした印象派の誕生に、日本の浮世絵が影響したことは広く知られている。葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳により、大衆向けに大量生産されていた版画、浮世絵。生き生きと描かれる庶民の生活や自然の風景、大胆なレイアウトやアングル、多色刷りによる鮮やかな色彩。伝統的な宗教画を頂点とする西洋絵画とは異なる文脈で描かれた浮世絵は海を渡り、パリにジャポニスムブームを巻き起こし、モネやドガ、ゴーギャン、セザンヌ、ゴッホも浮世絵を参照した。

展示作品は、クロード・モネ《睡蓮》《印象 日の出》《積みわら》《ルーアン大聖堂》、エドガー・ドガ《バレエの舞台稽古》、ピエール=オーギュスト・ルノワール《ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会》、カミーユ・ピサロ《収穫》、アルフレッド・シスレー《秋、ブージヴァル付近のセーヌ河畔》など、一度はその名を聞いた事がある名作が並ぶ。

会場で体験したいのは、出身地の風景と似顔絵を葛飾北斎風の浮世絵で再現する 「AI北斎」(体験料:500円)。葛飾北斎が使用した色を分析し、 カラーパターンとして採用した「AI北斎」があなたの浮世絵を刷ってくれる。葛飾北斎の肖像画と掛け軸の前にある椅子に座ると、センサーが顔や位置を認識し「出身地はどこですか?」と質問を投げかける。答えると 「AI北斎」が画面上に浮世絵を刷り始める。「もし北斎が生きていて自分の浮世絵を作ってくれたら? 」ということを感じられる体験だ。出来上がった画像はQRコードでダウンロードすることができる。

情報が限られていた時代に海を越えてつながった印象派と浮世絵。日本の絵師とパリの画家の視点に没入する「Immersive Museum」で新しい美術体験を楽しみたい。
2024/07/02
新紙幣発行記念! 北斎が描いた富士と波
島根県立美術館では、コレクション展「北斎展示室」におきまして、「新紙幣発行記念!北斎が描いた富士と波」を下記のとおり開催いたします。
島根県

2024年7月1日 11時00分
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葛飾北斎《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》 島根県立美術館蔵(永田コレクション)
葛飾北斎《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》 島根県立美術館蔵(永田コレクション)

 北斎が70歳代前半で描いた《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏 》(以下「浪裏」)は、日本美術を代表する作品として国際的に広く知られ、7月3日より発行される新紙幣(1,000円札)のデザインに採用されました。これを記念し、北斎が生涯を通じて描いた多くの富士の姿、波や水の表現を特集展示します。

 「浪裏」を含む《冨嶽三十六景》はもちろんのこと、北斎が描いた最初期の希少な富士図《東都方角 卯之方 三帀堂之図》、「浪裏」の大波表現の原型とされる『柳の絲』、北斎富士図の集大成『富嶽百景』などを一堂に展示します。

 北斎が「浪裏」の表現に到達するまでの軌跡を、どうぞご堪能ください。

出典:政府広報オンライン
出典:政府広報オンライン

https://www.gov-online.go.jp/article/202406/entry-6075.html



特集展示/「新紙幣発行記念! 北斎が描いた富士と波」
会期/2024年7月3日(水)~8月5日(月)
会場/島根県立美術館2階「北斎展示室」
観覧料/一般 300円 大学生 200円 小中高生無料

出品作/北斎が北斎が描いた「富士山」や「波」を描いた約40点を展示

葛飾北斎《東都方角 卯之方 三帀堂之図》 島根県立美術館蔵(永田コレクション)
葛飾北斎《東都方角 卯之方 三帀堂之図》 島根県立美術館蔵(永田コレクション)

北斎が20代の頃に描いた名所絵で、北斎が描いた最初期の富士図です。版画の作品ですが、現存が1点しか確認されていない貴重な作品です。

葛飾北斎『柳の絲』(江島春望) 島根県立美術館蔵(永田コレクション)
葛飾北斎『柳の絲』(江島春望) 島根県立美術館蔵(永田コレクション)

北斎が30代後半頃に描いた狂歌本の挿絵です。立ち上がる波の裏側が描かれており、70代前半に描かれた「浪裏」に通じる表現として著名な作品です。

葛飾北斎『富嶽百景』(海上ノ不二) 島根県立美術館蔵(永田コレクション)
葛飾北斎『富嶽百景』(海上ノ不二) 島根県立美術館蔵(永田コレクション)

《冨嶽三十六景》の後、北斎が富士図の集大成として発表した作品。全三巻に102図が描かれています。本展出品作は稀少な初摺(初版)本です。



【他の出品作】

《阿蘭陀画鏡 江戸八景 日本橋》《東海道名所一覧》《鎌倉勝景図巻》《冨嶽三十六景 御厩川岸ゟ両国橋夕陽見》《春興五十三駄之内 沼津》『みやことり』『絵本隅田川 両岸一覧』『画本狂歌 山満多山』『北斎漫画 二編(寄浪 引浪)』など
2024/06/27
世界一有名な“波の絵”はどう生まれどう広まった?「北斎グレートウェーブ・インパクト」すみだ北斎美術館で開催
日本はもちろん、世界中で知られている葛飾北斎の波の絵、と言えば、「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」でしょう。東京・墨田区のすみだ北斎美術館では、「グレートウェーブ」の通称で親しまれるこの作品が主役の特別展「北斎 グレートウェーブ・インパクト ―神奈川沖浪裏の誕生と軌跡―」が始まりました。

【写真】「洋風風景版画」も手がけていた北斎。漢字の横書きや西洋の遠近法や陰影法の表現もみられる

7月3日、20年ぶりに登場する新しい千円札の図柄に採用されたことを記念した本展は、作品が誕生した背景から、図柄がどのように広がって現代まで長く愛されてきたのか、歴史をたどりながら名作の魅力を知ることのできる展覧会です。

■70代で“グレートウェーブ”を描くまでの北斎は?

数え年で19歳の頃から絵師として活躍していた北斎ですが、「富嶽三十六景」を描いたのは、なんと70代のことでした。第1章と第2章では、ひたすら絵師としての腕を磨き続けること50年、北斎が名作を生み出すまでに、どんな作品から影響を受け、何を描いてきたのか、を紹介しています。

北斎が生きた江戸時代というと鎖国のイメージが強いですが、実際はオランダやポルトガルなどから絵画や書物などが、中国からは生糸や香木などが、長崎などを窓口にして輸入されていました。

北斎は20代の頃から、「浮絵(うきえ)」と呼ばれる、遠近感を強調した浮世絵を数多く描きました。「浮絵」は、それまでの日本の絵画にはなかった、西洋の透視図法(線遠近法)を取り入れた描き方のことで、こちらの作品では遠近法に加えて、中国風の竜宮城も登場。新しい表現にも積極的にチャレンジした若き北斎の姿が目に浮かびます。

北斎が40代頃に描いたとみられる「賀奈川沖本杢之図(かながわおきほんもくのず)」には、驚くことに「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」のような大波と、それに翻弄される船の姿がすでに描かれています。

この時期の北斎は、「洋風風景版画」とよばれる風景画を手がけていました。題名を漢字で横書きして入れていたり、西洋の遠近法や陰影法も取り入れて表現していることが読み取れます。また、作品をぐるっと囲むように描かれた赤い枠線には、アルファベットのような白抜き文字があしらわれていますが、これは「蘭字枠」という西洋画を意識した図柄で、本展で展示された他の作品にも見られる手法です。
■“バズった”北斎のグレートウェーブは現代でも大人気


第3章の前半では、「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」が同時代の絵師や門人たちにどれほど絶大な影響を与えたのか、を、歌川広重や歌川国芳、月岡芳年らが手がけた大波の浮世絵などを中心に展示・紹介しています。

まさに現代で言う“バズった”北斎の作品は、あっという間に数多くの浮世絵師がオマージュ作品を手がけて、広く拡散していきました。

その人気とインパクトは、現代の私たちの日常でも、さまざまな商品に使われています。第3章の後半は「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」をデザインにあしらった貨幣や切手、メディコム・トイのBE@RBRICK(ベアブリック)やレゴ🄬といったコレクターズアイテム、ポテトチップスやビールのパッケージなど、幅広いアイテム33点がずらっと展示されています。

子どもの頃に自宅で見かけたり、実際に持っていた! なんてものを探してみるのも楽しいかもしれませんね。

■新千円札発行当日のイベントやミュージアムグッズにも注目

美術館のエントランスすぐのところにあるミュージアムショップでは、展覧会の図録(税込2,600円)や、「神奈川沖浪裏」にまつわる美術館オリジナルのアイテムや、会期に合わせてセレクトされたアイテムなどが購入できるそう。プレゼントにも良さそうですね。

また、展覧会の会期中であり、新千円札の発行開始当日でもある7月3日には、1日限りの無料記念イベント「新千円札発行記念 浪裏まつり」を10~16時半に開催予定です。新千円札を掲げて、浪裏作品の中で記念写真が撮影できるフォトスポットや、本展にも展示されている、カルビー「堅あげポテト うすしお味~浪裏パッケージ~」を先着200名にプレゼントするほか、木版画や江戸切子の作品の販売、カフェコーナーの営業なども予定されています。


■ Naomi

アートライター・聞き手・文筆家/取材して伝える人。服作りを学び、スターバックス、採用PR、広報、Webメディアのディレクターを経てフリーランスに。「アート・デザイン・クラフト」「ミュージアム・ギャラリー」「本」「職業」「生活文化」を主なテーマに企画・取材・執筆・編集し、noteやPodcastで発信するほか、ZINEの制作・発行、企業やアートギャラリーなどのオウンドメディアの運用サポート、個人/法人向けの文章講座やアート講座の講師・ファシリテーターとしても活動。学芸員資格も持つ。
https://lit.link/NaomiNN0506


■information

特別展「北斎 グレートウェーブ・インパクト ―神奈川沖浪裏の誕生と軌跡―」

会場:すみだ北斎美術館 3階企画展示室、4階企画展示室

期間:6月18日~8月25日(9:30~17:30)/月曜休、7/16、8/13休 ※7/15、8/12は開館/※前後期で一部展示替えあり 前期:~7/21、後期:7/23~8/25

料金:一般1,500円、高校・大学生および65歳以上1,000円、中学生および障がい者500円、小学生以下は無料
2024/06/22
天才絵師「葛飾北斎」の、やばすぎる「私生活」とは?「やばい」から日本の歴史が見えてくる!
日本史のおもしろさは、ずばり「人」にあります。
何か「すごい」ことを成しとげた人は、歴史に名前が残ります。でも「すごい」だけの人なんて、この世にひとりもいません。むしろ、ものすごい失敗をしたり、へんな行動をしたりして、まわりから「やばい」と思われているような人が、誰にもできない偉業をやってのけていることもあります。だって、人生は長いのです。いい日も悪い日もあるし、年とともに変化だってあります。 いろんなことを考え、行動し、ときに失敗し、そこから学び、たまに成功する。カッコいい一面もあれば、ダサい弱点もある。
だからこそ、人はおもしろいのです!
「すごい」と「やばい」の二面から、日本史の人物の魅力に迫る『東大教授がおしえる やばい日本史』から、今回特別に内容を一部お届けします。(初出:2018年9月21日)

すごい葛飾北斎 世界の画家も憧れる天才絵師
すごい葛飾北斎 世界の画家も憧れる天才絵師(イラスト:和田ラヂヲ『 東大教授がおしえる やばい日本史』より
 葛飾北斎は、日本だけでなく世界でも人気のある浮世絵師です。

 最初は浮世絵師の先生に弟子入りした北斎ですが、あまりの才能にほかの弟子から嫉妬され、追い出されてしまいます。

 フリーの絵師になった北斎は、美人画、妖怪絵、小説の挿絵など、いろんなジャンルの絵を描きました。すると「なんてかっこいい絵なんだ!」と江戸で大人気となり、弟子希望者が殺到。そこで弟子用に『北斎漫画』というスケッチ集を出版したところ、一般人にもウケてベストセラーになりました。

 北斎の作品のなかで、もっとも有名なのは『富嶽三十六景』です。いろんな場所と角度から、ダイナミックに富士山を描いたこのシリーズは、海外でジャポニスム(19世紀にヨーロッパで流行した日本趣味のこと)ブームを巻き起こし、オランダの画家ゴッホやフランスの画家モネにもまねされました。

 ところが江戸時代後期、幕府によってぜいたくが禁じられ、自由に浮世絵が描けなくなります。しかし、すでに80代だった北斎の情熱は止むことなく、娘とともに長野の田舎に行って大作を描きあげました。

 90才まで描きつづけた北斎は、亡くなる直前「あと5年長く生きられたら、絶対おれは本物の絵師になれるのに……」と、悔しがったんだとか。

 天才・北斎は、死ぬまで理想の絵を追いかけていたのですね。

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